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Braveブラウザとは?怪しい?Web3.0時代のブラウザを使うメリット

ブラウザ、何を使っていますか?

iOSやMacユーザであれば、サファリ、アンドロイドやウィンドウズを使っていたらグーグルのクローム、Firefoxあたりでしょうか。

Braveブラウザを知っていますか?

Braveブラウザは今までのブラウザとは一線を画すWeb3.0時代のブラウザといわれています。

ブレイブブラウザの概要

Braveブラウザは

・ユーザー自身で設定できる広告表示

・広告表示によるユーザーへの報酬

・ユーザーとクリエイター間における直接的な投げ銭機能

・ウォレット機能

など、今までのブラウザにはなかった機能が備わっています。

そして、デフォルトでトラッキングをブロックするなどプライバシーの保護を重視しています。

日本国内ではまだあまり知名度が高くないのですが、2022年1月現在、月間アクティブユーザー数は5000万人を超えており、開発者のブレンダン・アイク氏は「2023年から2024年にかけてのユーザー数は1億人をターゲットにしている」と語っています。

2019年の6月時点に500万人程だったユーザー数が、わずか2年半で10倍に増加しているのは、プライバシーを保護し広告報酬をユーザーに分配するというコンセプトが広く受け入れられている証ともいえるでしょう。

Brave 公式データ:Platform Stats & Token Activity

Braveブラウザについてよくある誤解

ブレイブブラウザについて、「広告をブロックするブラウザでしょ?」とか「報酬がもらえるなんて怪しい」といった言葉を耳にすることがあります。

実際には、「広告をブロック」というよりは、

・自分で広告の表示を設定でき

・広告を表示させたら、報酬がもらえる

という理解が正しい解釈になります。

2021年にはインターネット上での広告市場は、日本国内だけでも2兆円を超える規模になりました。本来であれば、自らのデータと時間を使い広告を見たユーザーが恩恵を受けるべきなのですが、現状ではユーザーに還元されていません。

Braveは、こうした広告報酬の流れを、ユーザーにも分配するべきであるというコンセプトのもとに開発されています。

Braveブラウザの開発者

Brave Softwareは、JavaScriptの生みの親であるブレンダン・アイク氏によって開発されています。

Brendan氏は、Web1.0時代といわれるインターネット黎明期には「NetscapeNavigater」、その後はFirefox(Mozilla)の開発でも中心的な存在として携わってきました。

Brendan Eich氏は、2021年11月に行われたWebサミットにおいて、Web上で個人情報が知らぬ間に収集されていることを「勝手にデータを吸い上げるデーター・ヴァンパイア(データの吸血鬼)」と喩え、「人々はこういったWeb2.0時代の負の遺産から自由になるべきであり、それはBraveブラウザによって実現可能である」と述べています。

資金面では、米国に本社を持つデジタル・カレンシー・グループ等、いくつかの大手ベンチャーキャピタルからの出資も受けており、開発にあたっての盤石なバックグラウンドを持っています。

では、Web3.0時代のブラウザと言われるBraveは、いままでのブラウザと具体的に何が違うのでしょうか?

個人情報が収集されるのを防ぐ

従来からあるブラウザは利用者の検索履歴や、クリックの情報を収集し、追跡します。

Braveブラウザは、セキュリティーやプライバシーの保護を重視して開発されているので、ユーザーの情報はローカル上のみに保持され外部に漏れることはありません。

個人情報が収集されることについての問題点

グーグルのトラッキングスクリプトは、ありとあらゆるサイトに埋め込まれており、そのサイトを訪れたユーザーの情報を収集、解析します。

自分の知らぬ間に個人情報が収集されるというのは、それだけでも気持ちの良いものではありませんが、グーグルが既に保有する個人情報にDefiなどの金融領域の情報が結びついてしまうのは、匿名性が担保されるべきブロックチェーンの仕組みにおいて好ましいものとはいえません。

Braveリサーチが発表した論文「What’s in Your Wallet? Privacy and Security Issues in Web 3.0」では、調査したDefiの半数以上にトラッキングスクリプトが埋め込まれ、分析されている可能性を示唆しています。

Braveブラウザはトラッキングをブロックする

Braveブラウザでは、ユーザーの情報を収集、解析、追跡するグーグルのスクリプトに対してもデフォルトでブロックしています。そのため自分の個人情報が知らぬ間に収集され、どこかに販売されているといったようなリスクを低減させることができます。

DefiやDAppsなどでウォレットを利用しても、Googleは、ブレイブブラウザユーザのウォレットアドレスどころか、どこのサイトを訪れたかすらも把握することができません。

広告報酬がユーザーファーストなエコシステムになっている

現在、インターネット上で広く行われている広告報酬のシステムは、ユーザーが恩恵を受けることができません。

ブレイブリワードと呼ばれるBraveブラウザの機能は広告報酬の流れを、ユーザーやコンテンツの作成者に配分し、広告主の機会損失も低減させる仕組みが備わっています。

Braveブラウザの利用者は広告を表示させると報酬がもらえる

Braveブラウザでは、広告をどのように表示させるかをユーザー自身で自由に設定することができます。

広告を表示させない設定にした場合、YouTubeなどの動画サイトの広告もブロックされるので、時間とデータ量を節約したいユーザには利用価値が高いかもしれません。

一方、広告を表示させる設定にした場合、広告主から支払われている広告料の70%の報酬がユーザーに配分される仕組みになっています。

この報酬はベーシックアテンショントークン(BAT)という仮想通貨で支払われ、bitFlyerをウォレットとして認証することで日本国内で送金や引き出しをすることが可能です。

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参考:Braveブラウザを使って報酬のBATをもらう方法

Braveブラウザでは、コンテンツの作成者へチップを送ることができる

Braveではコンテンツの作成者が、Brave認証クリエイターとなることで、ユーザーから直接「チップ」という形で報酬を受け取ることができます。

Braveの認証クリエイターはBraveBatで確認できるのですが、2022年1月現在100万を超えており、半数以上はYoutubeチャンネルでの登録となっています。

また、この仕組みは、Youtubeの他にもGitHub、Vimeo、Twitter、一般的なウェブサイトなどでも利用することが可能なので、これまでプラットフォームの仕様や規定によって収益化が難しかったクリエイターでも報酬を得ることが可能です。

Braveブラウザ開発者であるBrendan Eich氏は、2021年のWebサミットにおいて、こういったピアツーピアの仕組みがウェブ本来の姿であるべきと語っています。(Web Summit 2021: “The decentralized web is here – it’s just not evenly distributed yet.”

*IOS上での「チップ」について

ユーザーファーストを実現するためにbraveが開発した「チップ」の仕組みですが、2021年、Apple社はガイドラインを更新し、IOS上ではクリエイターに対しての「チップ」を送ることが出来なくなってしまいました。

このことについては、ブレイブの公式に詳しい説明があるので興味のある方は一読してみるとよいでしょう。

BraveがApple社iOSガイドラインに対応。今後もユーザーやコンテンツ制作者を支援する革新を続けます

なお、MACのデスクトップ上では引き続き利用することが可能です。

Brave Rewardsは広告主の機会損失を防ぐこともできる仕組み

広告を、「データと時間を浪費するネガティブなもの」と捉えているユーザーは、広告ブロッカーを利用する傾向があります。

インターネットを利用しているユーザーの4割ほどは広告ブロッカーを利用しているといわれ、広告主にとって、このようなユーザーへの機会損失は見過ごせません。

しかし、ユーザー自身の都合に合わせて広告を表示させることで報酬を得られるという仕組みがあれば、広告ブロッカーを利用しているユーザーも違った行動をとる確率が高くなります。

結果、現状、広告ブロッカーですべての広告をブロックしている層にも情報を届けられる可能性が高くなり、広告主とユーザー双方にとって有益な関係を築くことが可能になります。

参考:Braveブラウザを使って報酬のBATをもらう方法

Brave walletがブラウザの機能として備わっている

ブレイブブラウザには、「Brave Wallet」というウォレット機能がネイティブで備わっています。拡張機能ではなく、ブラウザのネイティブウォレットであるということは、フィッシング詐欺などの被害を低減させることもできます。

 また、現在、ブレイブウォレットは、イーサリアム上の規格を実装することができる、 EVM互換のすべてのチェーン(Polygon、xDai、Avalancheなど)に対応しているのですが、2022年には、高速で手数料が安いSolanaブロックチェーンを統合するとの発表もありました。

この統合についてはSolana Labsとのパートナーシップの元に行われるということで、Solanaチェーンにおいて最高クラスのウォレット機能が導入されるとのことです。

今後も新たなチェーンを統合し、マルチチェーンウォレットとしての展開をしていく方針も打ち出しているので、ウォレットとしての機能もさらに充実していくことでしょう。

BraveブラウザはWeb3.0時代のエコシステム

こうしてブレイブブラウザでできることを並べてみると、Braveは他のブラウザとは一線を画していることがわかります。

プライバシーの保護と、広告報酬をユーザーファーストなエコシステムに変える...爆発的にユーザー数が伸びている様子からも、Web2.0の中央集権的な仕組みに違和感を感じていた人々が、Braveブラウザのエコシステムを通じて次々にWeb3.0の世界に飛び込んでいるのでしょう。

現状では、Andoroid上での動作などについては、まだまだ発展の余地があるBraveですが、英語版のサポートコミュニティなどでは、好意的な姿勢が多く見られます。

これは、開発、資金面が盤石であるだけではなく、ブレイブのエコシステムに共感したコミュニティの支持も獲得しているということでしょう。

多くの人々が後押しをしているBraveブラウザで、Web3.0時代のエコシステムを体験をしてみてはいかがでしょうか?

》Braveブラウザのインストール方法