Braveブラウザって日本ではまだあまり馴染みがないですよね。
聞いたことがあったとしても、「なんとなく怪しそう」または、「Braveって広告をブロックするブラウザだよね」といったところではないかと思います。(実際には「広告をブロック」するのではなく、「ユーザー自身で設定できる」になります。)
まして、Brave認証クリエイターといわれても、何のことなのかよくわからない人がほとんどかもしれません。
この記事では、
・Brave Rewards Creatorsとはどんなものか。
・認証クリエイターへの登録手順。
を解説していきたいと思います。
---もくじ---
Brave Rewards Creatorsの認証クリエイターとは?
日本国内ではまだ知名度が低いBrave Rewards Creatorsの認証クリエイターですが、世界に目を向けると2022年1月現在、134万近くの認証クリエイターチャンネルが登録されています。
参考: Brave公式サイトの統計情報
2019年3月に約8万ほどだったチャンネル数が、わずか2年弱で134万に増加という驚異的な状況は、このしくみが広く受け入れられていることをあらわしています。
Brave Rewards Creatorsで報酬が発生するしくみ
Brave Rewards Creatorsにおける認証クリエイターに対する報酬は、クリエイターが「チップ」を受け取ることで発生します。
この「チップ」はいわゆる投げ銭のようなもので、コンテンツを見たユーザーから受け取ることになります。
チップには仮想通貨の「BAT」が使われており、ウォレットを接続することにより日本国内でも自由に引き出しや送金をすることが可能になります。
参考:Brave Rewards Creatorsでクリエイター報酬を受け取る方法
Brave Rewards Creatorsで収益化できるコンテンツ
Brave Rewards Creatorsでは、ワードプレスなどで作られたサイトの他、以下7つのプラットフォーム上のコンテンツについても、収益化を目的としたチャンネルとして登録することが出来ます。
- ウェブサイト
- Youtubeチャンネル
- Twitchチャンネル
- Twitterアカウント
- Vimeoチャンネル
- GitHub
ブログやサイトのみならず、規約が厳しくてなかなか収益化につなげられないyoutubeクリエイターや、そもそも収益化が難しかったGitHubの利用者には画期的なしくみであるといえるでしょう。
参考:Brave認証クリエイターがウェブサイトをCreatorsチャンネルに登録する方法
参考:Brave Rewards認証クリエイターになってTwitterから報酬を発生させる方法
Brave認証クリエイターが「チップ」を受け取るための要件
認証クリエイターとしてチップを受け取るためには以下の要件を満たす必要があります。
- Brave Rewards Creatorsで認証クリエイターになる。
- Brave Rewards Creatorsにウォレットサービスを接続する。
- Brave Rewards Creatorsでクリエイターチャンネルを登録する
認証クリエイターへの登録はメールアドレスがあれば可能で、電話番号は必要ありません。
Brave Rewards Creators における収益化の具体的な流れ
Brave Rewardsにおいて、報酬発生の具体的な流れは、以下のようになっています。
- Braveブラウザを利用している「ユーザー」が広告を表示させることで、広告主から「BAT」を受け取る。
- 「ユーザー」が保有しているBATを支援したいクリエイター(ブログやウェブサイト、Youtube、twitterなど)にチップとして送る。
- 前月末までに送られたBATが、翌月に連携しているウォレットのアカウントに振り込まれる。
この仕組みは、トラッキングやCookieに依存しない方法で報酬が発生するので、ITPや脱クッキーなど、昨今の広告報酬システムに危機感を感じるクリエイターにとってはとても利用価値が高い収益化の手段になります。
なお、報酬の受け取りに使えるウォレットは、日本国内の場合bitFlyer一択となっています。
アカウントを持っていない場合は作っておくと、必要なときにすぐに使えるのでこの機会に作成しておくことをおすすめします。
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Brave Rewards Creatorsで認証クリエイターになるメリット
Brave Rewards Creatorsで認証クリエイターになるメリットは多岐にわたるのですが、ざっと思いつくだけでも
- 広告がブロックされることで減ってしまったクリエイターの広告収入を補うことができる。
- 広告主のみに依存していたクリエイターの報酬体系を増やすことができる。
- 自由に表現することで、収益を得ることができる。
- 既に運用しているtwitterやyoutubeなどを収益化の対象とすることができる。
など、Brave Rewards Creatorsの認証クリエイターの増加が驚異的であるのがうなずける内容です。
では、次章からは実際に、Brave Rewards Creatorsで認証クリエイターとして登録する方法を解説していきたいと思います。
Brave Rewards Creatorsで認証クリエイターとして登録する方法
認証クリエイター登録の手順
まずは、Brave Rewards Creatorsのサイトにアクセスし、「登録」をクリックします。
クリエイター登録をする画面になるのでメールアドレスを入力し、利用規約に同意後「新規登録」をクリックします。
「登録が完了しました」と表示されるのですが、メールアドレスを承認する必要があるので、メールの受信箱を確認します。
送られてきたメールに記載されている「メールアドレスを承認する」をクリックします。
表示された画面で名前を入力し、「登録」をクリックして完了です。
Brave Rewards Creators 管理画面ログイン時のセキュリティ設定
Brave Rewards Creatorsで認証クリエイターとしての登録が完了すると、管理画面にログイン時の二要素認証を設定する画面に切りかわります。
「スキップ」してあとから設定することもできますが、ここでは続けて設定していきます。
まずは、「二要素認証を設定する」をクリックします。
二要素認証を設定する方法を選択します。ここでは、二要素認証用スマートフォンアプリを使った設定をしていきます。
二要素認証用スマートフォンアプリの「設定する」をクリックします。
二要素認証用のアプリセットアップ画面になるので、QRコードをスキャンして、2段階認証用のアプリに表示されたコードを入力します。
設定が完了しました。
「OK」をクリックすると、Brave Rewards Creatorsの認証クリエイター登録と、セキュリティの設定が完了です。
登録したいウェブサイトや、Youtubeチャンネルなどが既にある場合や、ウォレットサービスの接続もしておきたい場合は、この画面から続けて行うこともできます。
Brave Rewards Creatorsは、より多くの人に報酬が分配されるしくみ
Googleの脱クッキーの動き、appleのITPなど、アフィリエイトのような広告トラッキングを利用しているクリエイターを取り巻く環境は、日毎に厳しくなってきています。
また、Youtubeのように広告を表示することが収益化の手段のひとつになっている場合も、広告ブロッカーや、Brave のようなブラウザを利用するユーザーの増加によって盤石とはいえない状況です。
これまで収益化が難しかったvimeoやtwitter、GitHubなどのプラットフォームを利用しているユーザーにとっては、まさに画期的ともいえる手段ともいえます。
ピアツーピアでより多くの人に報酬が分配されるユーザーファーストと言えるBrave Rewards Creatorsの認証クリエイターのしくみは、Web3.0時代の始まりを告げているのかもしれません。